2012年01月14日

_ISW11Fアンドロイド アプリ開発→ADB接続→スクリーンショット

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ISW11F_root化

実は12月25日にスマホデビューしてました。
あまりにも面白い&ややこしいので、記録に残すことにしました。

参考になるかどうか、わかりませんが、
よかったら、参考にしてみてください。この記事とてつもなく長いですよ。

今更ながらにスマホデビューしてまして
ISW11Fを使っています。

Androidでアプリ開発をするようなことに挑戦しようと思いまして、
ここ数日より
入門やら初歩やらというキーワードを頼りにいろいろなことに挑戦しています。

まずは
PC経由でスクリーンキャプチャーができるようになりました。ISW11F_120114_1758.png
アップした画面はほとんどデフォルト状態です。
いろいろアプリやらゲームをいれてますが、はずかしいので上記画面です。
まぁ、基本的な生活においては最初からあるアプリだけで十分です。
Round1でよく遊ぶので、そういうどうでもいいアプリとか導入してます。
6年以上も携帯を買い換えていなかった「よねっと」がスマホにかえたってことは、
時代はスマホにきているということです。オクサン乗り遅れないで!
きてますよ。この流れ。相当来てます。めちゃくちゃ来てます。風。追い風。そよ風。

iPhoneだと、スクリーンキャプチャが最初から簡単に出来るそうです。
アプリ開発を簡単に勉強しているところですが、まずは使い方からという
地味な感じのことをやっています。

スクリーンショットがとれるようになるまでの
作業の流れを記述しておきましょう。今日時点でのやり方ですので、
システムが変更になったりすると、手順が変わる恐れがあります。
自分は、古い記事を参考にしたりしたので、なんどか軽く躓きました。

PC(Win/Mac/Linux)とAndroid端末をもっていれば、全て無料でできることです。
自分はWindowsXP Proですので、そのベースの手順ですが、違うOSでも大きくは異ならないでしょう。
1.Android SDKをダウンロード
http://developer.android.com/sdk/index.html
PCで使っているOSによってダウンロードするものが異なります。
Windoswだとzipファイルとexeファイル形式とが選べるようになっています。
android-sdk_r16-windows.zipをクリックすると良いと思います。

解凍したファイルはC:\EclipseDev(以降このフォルダを「Android SDKパス」と呼びます)とか好きなフォルダを作って保存しましょう。
今回の作業とは関係ないですが、
日本語を挟むディレクトリに置いたり、半角スペースとかが含まれていたりすると、
今後の違うお遊び中に嵌まりやすいので、
自分は結構上層のディレクトリにこういうものは置くように心がけています。

そしたら、Pathという奴をとおします。
これは、コマンドプロンプト(Win)やシェル(Mac/Linux)とかを使うときに、どこのディレクトリにいても、
そのファイル名だけで実行できるようにするというためのものです。

Windowsだとコマンドプロンプトはタスクバーの[スタート]→[ファイル名を指定して実行]で
名前欄に
cmd
と入力して起動できまして、そうすると
C:\Document and Settings\ログイン名\>ってなると思います。
パスってやつが設定されていなければ、このC:\Document and Settings\ログイン名\フォルダにあるファイルだけが実行の対象になります。パスが設定されていると、設定したフォルダにあるファイルも見に行ってくれます。あんまりたくさんパスを設定すると複数のフォルダで名前が重複したりして、何が何だかわからなくなりますが、まぁほどよくパス設定をして、実行処理を楽にしようとするのが、よく使われるみたいです。こいつさえ設定しとけば、実行ファイルをどこにおいてもいいというのがメリットになります。

パス設定はWindowsの場合
マイコンピュータを右クリックして表示されるメニューのプロパティから
[詳細設定]タブを選択したところにある環境変数ボタンを押して、表示されるダイアログ(ウィンドウ)で設定できます。

下側のシステム環境変数という囲いの中にあるリストから
変数の列にPathという名称があるのを探して、Pathという項目をクリックして、
選択された状態にして、そのちょっと下にある編集ボタンを押します。

そうすると編集ダイアログが表示されるので、値の欄の一番後ろに、
;C:\EclipseDevelopper\android-sdk-windows\tools;C:\EclipseDevelopper\android-sdk-windows\platform-tools
と追加登録しましょう。
C:\EclipseDevelopper\の部分は自分のPCに保存したAndroid SDKパスなのでお間違いなく。C:\EclipseDevelopper\android-sdk-windowsの下のplatform-toolsというフォルダは配布されているAndroid SDKには含まれていないようですので、自分で先に作っておくと良いと思います。このあとで楽です。


2.JDKをインストール
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html
Eclipseというツールを使うと楽なので、これを使うためにJDKと呼ばれる
Oracle社が無償で配布しているいわば開発キットを上記サイトより導入します。
JDKは現在のVersionは7u2です。Java SE 7u2のところにあるJDKというのをダウンロードして
起動してインストールしてみてください。
最後にOracleでユーザ登録してちょという部分で嫌な気持ちになるかもしれませんが、
死ぬわけでもなし、登録してみましょう。しなくてもいいけどあとあと面倒じゃなくて、いいと思う。Oracle様に忠誠を誓って損はなし。ほんとか?javaの総元締めでしょ。頼るしかないじゃん。

3.Eclipseをインストール
http://www.eclipse.org/downloads/
Eclipse IDE for Java Developersをダウンロードしてインストールします。
他にもいろんなエディションの開発ツールがありますが、上記のものでよいと思います。
今日時点では最新版はIndigoというVersionで実質3.7.1にあたります。
Indigoは紫っぽい色のことを意味します。

Windows32Bit版の人は Windows32bitを
64Bit版の人は 64bitを選択しましょう。自分のWindowsが
何bit版なのかわかっていない人は、
http://support.microsoft.com/kb/827218/ja
MacやLinuxの人はPackage for というところのListを変更して選びなおしましょう。

このツールはどこに置いていても動きます。
自分の場合はProgram Filesの下に置くようにしているので、解凍して出来上がったEclipseフォルダをProgram Filesの下に移動して、C:\Program Files\eclipse\eclipse.exeでEclipseを起動するようになります。みなさんも自分の好きなところにEclipaseフォルダに置いてみてください。

インストールしただけの状態だと、
このEclipseが英語Versionのままなので、
http://mergedoc.sourceforge.jp/
の安定版1.3.3と書いてあるリンクからダウンロードできる日本語化キットを
ダウンロードしましょう。
ダウンロードしたファイルを解凍してできあがったフォルダやファイルを
C:\Program Files\eclipseに張り付けて上書き保存しましょう。C:\Program Files\はそれぞれがEclipseを保存したパスによって異なります。
Futuresとかいうフォルダとかを上書きすることになります。

次にeclipse.iniに日本語化のための宣言文を追記します。
Eclipseのフォルダの直下にeclipse.iniというファイルがあります。
自分の例だとC:\Program Files\eclipse\eclipse.iniになります。

これをNotepadでもなくWordpadでもないWindowsの改行コード以外も扱えるテキストエディタで開きます。それってどんなエディタだ?例えばTerapadとかでどうでしょう?

eclipse.iniを開いたら
そのファイルの最後に改行を入れて
行を追加し
-javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar
と記述し保存をしましょう。

そしたらEclipseフォルダの直下にできあがっているはずの
eclipse.exe -clean.cmdを起動してみましょう。
これで日本語化も完了です。

次の起動からはeclipse.exeの起動でいいです、

この手順書をみてやっている画面の前のあなた様へ
いやはやもう息切れしそうなくらい突っ走ってきましたよね。
この辺から少し楽しいと感じる作業に変化します。
めげずにGoGoGoです。

4.Android 機能をEclipseに追加

Eclipseを起動して表示されるメイン画面のメニュー
[ヘルプ]-[新規ソフトウェアのインストール]を選択します。
表示されたダイアログの上の方にある追加ボタンをおします。
名前欄にAndroid Plugin(ここは好きな名前を入れてもOK)
ロケーションにhttps://dl-ssl.google.com/android/eclipse/
と入力します。
それでOKボタンを押します。
しばらく待つと、開発ツールってのがダウンロードできるように
チェックできる箇所ができるので、チェックを入れて、
次へとかライセンス確認承諾とか完了とかで進めます。

次に

Eclipseを起動して表示されているメイン画面のメニュー
[ウィンドウ]-[設定]を選択します。
Androidという項目ができているはずなので、
それを選択して表示されるところのSDKロケーションに
C:\EclipseDevelopper\android-sdk-windows
と記述してOKボタンを押しましょう。
くどいようですが、項目1あたりでC:\EclipseDevelopper\はAndroid SDKフォルダとした場所ですよ。

作業の途中でEclipseを再起動したりする過程が
あったとしたら、
C:\EclipseDevelopper\android-sdk-windows\platform-tools\adb.exeというのが
ないとかというエラーが出ることがありますが、次の項目の作業を進めれば
エラーは消えます。もともとはeclipseフォルダ側に生成していたようですが、
platform-toolsというフォルダに置くことに変更したみたいです。
エラーになるのは
配布されているAndroid SDKの内容がおいついていないのだと
思います。でも次の項目をすすめれば大丈夫。

5.Android SDKとかもろもろをアップデート
Eclipseを起動して表示されるメイン画面のメニュー
[ウィンドウ]-[Android SDK Manager]を選択します。
ダイアログが表示されて、更新できるリストが表示されますので、
まぁ全部にチェック入れちゃって、それで
InstallPackagesボタンを押していいと思います。
全部おとしても、大した容量ではありません。ひとそれぞれでしょうけれど、
全部おとすのに時間がかかるのが嫌な人は
ToolsとExtrasという項目だけでもOKかな。

これで開発環境はもう整ったも同然。
なんていうかスクリーンショットとるだけにとどまらず、
自分でアプリ開発もやっていけるという、壮大な世界がひらけたのです。
スクショだけなら実は、開発環境自体は必要ないんすけどね。

でもスクリーンショットをとるまではあともう少し手順が必要です。

まずは、こちらのJAVAアプリをダウンロードします。
http://www.adakoda.com/adakoda/android/asm/

ダウンロード
•Ver.2.30 [ASM_2_30.zip] (218,477 Bytes)
とある部分のリンクからダウンロードして、解凍して、好きなフォルダに置いて、
asm.jarファイルを起動できるように準備します。まだ起動しないでおきます。


次に、

お手持ちのAndorid端末で設定画面を開いて、
[アプリケーション]-[開発]-[USBデバッグ]にチェックをいれます。

ここからはWindows XP Proユーザ向けの話になりますが、
ISW11Fはどうもこれだけではダメらしく、大容量ストレージつまりマスストレージとしてつながろうとする様子で、これではasm.jarを起動しても画面は開きません。
そこで
ISW11F用ADB USBドライバを
http://spf.fmworld.net/oss/usb_driver/isw11f/data/download.html
ダウンロードして、好きなディレクトリに解凍します。

次にダウンロードしたドライバのRead meテキストにある事前準備のとおりに
作業をします。
************************************************
■ADB接続を行うにあたっての事前準備
1) 「adb_usb.ini」が、以下のフォルダにあることをご確認ください。
 【Windows XPの場合】
 「C:\Documents and Settings\<login user名>\.android\adb_usb.ini」
 【Windows Vista, 7の場合】
 「C:\Users\<login user名>\.android\adb_usb.ini」
 もし、「adb_usb.ini」が存在しない場合は、以下の手順で作成してください。
  a) コマンドプロンプトを起動してください。
  b) Android SDKがインストールされている以下のフォルダへディレクトリを移動してください。
   「cd C:\Program Files\Android\android-sdk\tools」
  c) 以下のコマンドを入力して、「adb_usb.ini」を作成ください。
   「android update adb」
  d) 1)項記載のフォルダに、「adb_usb.ini」を確認してください。
2) 「adb_usb.ini」をメモ帳等のエディタで開き、「0x04C5」の行があるかをご確認ください。
 もし、「0x04C5」の行がない場合は、「0x04C5」を1行だけ、追記してください。
************************************************
とあるので、
Windowsのマイドキュメント各ユーザフォルダの中の
.android\adb_usb.iniを開いて、一番最後の行に
0x04C5
と入力し、保存します。

それでUSBにつなぎます。
他の機種も同じように、USBドライバが存在するようです。
たとえば、
富士通東芝のauは
http://www.fmworld.net/product/phone/au/usb/?fmwfrom=phone_contents
富士通東芝のdocomoは
http://www.fmworld.net/product/phone/usb/?fmwfrom=phone_contents
からドライバが落とせます。

つなげるとハードウェアのインストール画面が表示されますが、ここでは
とりあえず
一覧または特定場所からインストールするを選択します。
それで
次の場所で最適ドライバを検索するにチェックを入れて
次の場所を含めるだけにチェックを入れて、参照ボタンを押して、
さきほどおとしたドライバの解凍したフォルダを指定します。

通常のマスストレージのドライバとADBドライバとで
2回くらいインストールさせられますが2回とも上記と同じ方法で
インストールします。

それで、またややこしいのですが、
マイコンピュータを右クリックして表示されるプロパティ
からハードウェアタブを選択してデバイスマネージャボタンをおします。
そして、
ディスクドライブの項目にぶら下がっている
Fujitsu Mass Strage USB Deviceを右クリックして表示されるメニューより
無効にするを選択します。
内臓メモリと外部SDメモリの2つがあると思うので、両方ともを同じようにします。

これでマスストレージの機能が無効になり、
ADB USBとしてつなげようと認識してくれます。

<追記>
別でUSB大容量記憶装置デバイスがある場合はこれも無効にしないとだめっぽい。
ADB_ConnectionSetting.png

一回つないじゃうと、とことんマスストレージでつながってるんちゃうかぁ
ってな感じの動作をしますね。

<追記ここまで>

そうした上でasm.jarを起動すると
USBデバッグモードでつながると思います。
お手持ちのAndroid端末と同期した画面がPCのディスプレイ上に表示されます。
PC上に表示されたウィンドウ内で右クリックするとImageをSaveすることの
できるメニューもあります。ちなみにasm.jarの不具合なのか
保存するときに、
WinXPだと所望のディレクトリへ移動することができません。
マイドキュメントの直下に保存するのが無難そうです。

これでようやくスクリーンショットが保存できるという。
まどろっこしさ。お財布ケータイとか使いたかったし、
しょうがないよね。ガラパゴス機能が好きだもん。
Android様。流石です。
つまりはこのめんどくささを解放するアプリを作ってみなよ。
Hey you!って感じなのでしょうか?

Androidは
多機能でいろいろな機種が選べるといったようなメリットもありますが、
なんとなく、不便なところも散在している様子。それはどんなOSでも
似たりよったりか。

ポジティブに考えると、アプリ開発もやりがいがありそう。と思えたりする。
Android手ごわいぜ。でも自分の望んでいた世界だ!
泣かないぜ。

実は既にScreenShotUX Trialなる便利なアプリがあるそうなのですが、
どうもroot権限という奴に切り替えないといけないということらしく
まだ一筋縄にはいかないようです。

アロメンの情報強者には既にこのScreenShotUXを非rootで使えている人がいるとかなんとかでして、自分ももうちょっといじってみたところ
やり方がわかりました。

まずは
アンドロイド携帯に
ScreenShotUXをインストールする。
Androidマーケットで検索してちょ。

そして、上記までに述べた方法でPCとAndroid携帯をUSB接続をする。
(ArrowsZのみ具体的に説明しましたよね。)

https://sites.google.com/site/liveov/setup/ScreenshotUX.V1.exe.zip?attredirects=0&d=1
上記のアドレスよりパソコン側でのスクリーンショット有効化切り替えアプリを
入手し、インストールして起動する。


パソコン側で起動したアプリでAndroidのスクリーンショット機能をEnableにする。
Android2.3.5では、再起動する都度、
スクリーンショットをとるための権限がリセットされるようで、
再起動する都度、この作業が必要。むふー、Googleの意図がわからん。
なにか違う、重要な権限と同じことにしてしまっていて、解放するとあっぶね
ってことなのかもしれないねぇ。
ScreenShotUX.png

ScreenShotUXの動作画面
ISW11F_120115_0104.png

ビビりだからrootはちょっと避けたい。
みんなもそうだよね。
お金がありあまってたら、壊れても自己責任でいけるし、
root化も楽しそうだ。

自分のPCだとADBを使ってのASMキャプチャーを長時間やっていると、
ASMが落ちます。どうやらPC側のメモリがいかれているようです。
大量に通信してるうちに不正なことになってしまうようです。

この現象が起きた後はどうすればいいのか、よくわかりません。
PCを再起動するのみか…とほほ。

投稿者-> よねっと at 2012年01月14日 18:15
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