この記事は古い情報です。接続方法については、 YoneWikiのFGI TECHOLOGYの項目を確認して下さい。この手順通りやるとわかり辛いため
トーンコントロールとボリュームがスイッチ設定によってテレコになるパターンがあるようです。

またまた、DTMとは関係の無い記事を作っちゃいました(汗。つい先日、ギターのPU(PickUp)を交換しましたので、その記録です。サウンドボードが無いので音質関係の変化に関する記事は書けませんが、また今度、気が向いたら記録にとっておきたいと思います。 で、今回購入したPUはFernandesから販売されているアクティブタイプのPU「F.G.I. Technology SH

FGI Technology SH

」です。このセットはシングルコイルx2とハムバッカーx1 で構成されているので、よねっとの持っているFGZ-400-LHにピタリとはまるのであります。 回路図は右のとおりです。この回路図を見るにあたって注意しなければいけないのはよねっとが左利きなので、レフティギターに取り付けているという点です。したがってスイッチの部分だけ、つけ方が逆になっています。右利きの人はスイッチをひっくり返すか、スイッチのフロント用とリヤ用を入れ替えないといけないかもしれません。 用意した工具は、電動ドリル、Φ5mmドリル刃、L字六角レンチ、プラスドライバー、リーマー、半田ごて、半田ごて台、銀入り半田、半田吸い取り器です。ドリル以外は全部持っていましたが、1500円+700円もかかりました。それでもボリュームポット用の穴をあけれるΦのドリルは用意できませんでした。結構、ドリルの刃って高いね。 ステレオジャック (ステレオはアンプ回路電源スイッチ機能、          音声信号は青色部分のみ) ※モノラルフォンジャックを挿して使います。 ステレオフォンを挿しちゃ駄目です!! 1.作業手順 回路図はピックアップに同梱されていました。たぶんついていなかったら、出来なかったと思う。未だによくわかっていない部分もあるくらいなので…(汗 トーン調整ってキャパシタに通す電位で決めていたようです。とにもかくにも、図のとおりなのですが、スイッチが、同梱されていた回路図と違っていましたので、さぁ大変。このスイッチって一体、中身はどうなってんの?って思ったのですが、スイッチを分解するには壊さないと開かないくらい頑丈です。どうやって組み立てたんだろコレっていうくらいです。たぶんもう1・2本、よねっとに手があればバランスよく、スイッチの爪を壊さずにあけれそう…そんな訳でスイッチを分解するのは断念。電池チェッカーで通電を確認することにしました。予想するところによると5wayの2回路4接点であるということです。端子の内、2つは各回路の共通端子、残り6つはスイッチング端子。実質、2回路なので4端子づつの2グループです。片方を調べたからといってもう片方が同じとは限らないので、同じ作業を2回繰り返さないといけないみたい。 調べた結果、わかったことは、真ん中よりの端子が共通端子であるということがわかりました。あとは簡単!スイッチをFRONT側に倒したときFRONT側が通電しました。つまり、FRONT側の端子から順に1・2・3・4・5・6・7・8と番号を振るならば、 スイッチ     端子 フロント     4と1、5と6。 フロントセンター 4と1・2、5と6・7。 センター     4と2、5と7。 センターリヤ   4と2・3、5と7・8。 リヤ       4と3、5と8。 ※フロントやリアといった表現をしていますが、どっちを前にするかは取り付け方次第です。「よねっと」の場合は1ページ目の図の向きです これだけわかれば、あとはやるしかないっ!ところが「よねっと」のもっているギターには2つしか調整ポッド用の穴が開いていないorz。一つ穴を開けないといけないようです。そこで、既に開いている穴2つの間の少し中心よりに穴を開けることしました。調整ポッドがまっすぐより「への字」型に並んでいるほうがカッコイイかなって思いました。距離も稼げるし…というわけで惜しみなく、ドリルで穴を開けました。楽器に穴を開けるなんて、この先、なかなか体験できることではありません。うぃーんという音と共に開通です。快感!。 あとは半田で接続するだけです。半田ごてが楽器や各種ケーブルの被覆など余計なところに当たらないように注意します。どうしても当たっちゃうとかいった場合にはアルミホイルとかをケーブルの被覆やギター本体に巻くのがいいみたいです。根気のいる作業ですががんばるしかない。 あっ、思い出した。電池コネクタのプラス側とそれぞれのピックアップからでているアンプ用の+側(赤色)の線を繋ぐときに収縮チューブを使いました。半田付けする前に収縮チューブを電池コネクタのプラス側の配線に通しておいてから半田付けをしました。半田付けが完了したら収縮チューブを接続部に移動させて、ライターとかで熱を加えてチューブを収縮させます。接続部をうまく保護できるので、これはやっておいてよかったと思いました。あとは説明書・図のとおり!因みに、このピックアップのセットを新品で購入した場合、同梱されているのは、取り付け配線図(1例)、ピックアップx3、調整ポッドx3+キャパシタ(性能不明)、最低限必要な配線(図でいうところでは接地用の線はなく、2つのトーンポッドの真ん中の端子同士はキャパシタの足のあまりでくっついているので配線はありません。あ、あと各ポッドの右端子は直接折り曲げてポッドの天井に半田付けされてます。)、ステレオジャック、電池コネクタ、シングルコイル取り付け用ネジx4・シングルコイル取り付けスプリングx4、ハムバッカー取り付け用ネジx2(枠に固定するもの)・ハムバッカー取り付けスプリングx2(枠に固定するもの)。※ハムバッカーをギターに取り付ける枠自体と5wayスイッチと電池は同梱してありませんでした。 無事、取り付けは完了しました。 電池をとりつけて、モノラルジャックをさすと…最高の音が!音の具合に関する報告はまた今度できると思います。